【キャンプ中〜上級者向け】焚き火台選びで”ひずみ”に注目する

【キャンプ中〜上級者向け】焚き火台選びで”ひずみ”に注目する

初めて焚き火台を購入する際、皆さんは何を基準に選んだでしょうか?
ランキングや口コミを参考にする方もいれば、軽量で組み立てやすく、手頃な価格のものを選ぶ方も多いでしょう。私もその一人でした。
しかし、キャンプスタイルを意識し始めると、焚き火台の選択肢がより重要になってきます。

最近、焚き火台に関する質問でよく聞かれるのが「ひずみはどう?」というものです。
軽くて持ち運びが便利な焚き火台は、その特性からくる弱点もあることに気づき始めている方が増えているようです。

 

【焚き火台のひずみとは】
焚き火台のひずみは、熱をかけると膨張し、冷めると収縮するという物理的な特性に基づいています。金属で出来ている焚き火台は、材料によって膨張率が異なり、特にステンレスは膨張率が高いため、ひずみが大きいとされています。

【ひずみにくい焚き火台について】

①snowpeakの焚き火台L
ひずみにくい焚き火台の一例が、snowpeakの焚き火台Lです。この焚き火台は1.5ミリのステンレスを採用しており、その耐久性と使い勝手の良さから長寿命で愛用されています。 
snowpeak 焚き火台L >>

②ORANGEFACE 焚き火台キッチン
同様に、ORANGEFACEの焚き火台も1.5ミリのステンレスを選び、ひずみを最小限にするために燃焼試験を繰り返し行い、その結果として現在の形状に至りました。

焚き火キッチンラージ(4〜7人用)>>

焚き火キッチンミドル(2〜4人用)>>

扱いやすさや価格を考慮すれば、もっと薄い材料を使用することもできますが、ORANGEFACEの焚き火台は永くご使用頂くことを優先しており、他社製品より重くなっています。熱に負けない厚みと重量のバランスが特徴です。

ひずみの要素だけをみると、スチールの方が歪みが少ないですが、ステンレス製もラインナップされている理由は錆びないというメリットを考慮しているからです。

焚き火台選びにおいて、ひずみに注目することは、長期間の使用を考えた賢い選択です。キャンプやアウトドアの楽しみがより一層深まることでしょう。

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