焚き火料理で使う火力に薪を使うのか?炭を使うのか?迷ったことはありませんか?
焼き網で肉や魚などを焼くのであればもちろん炭を使いますし、飯盒やダッヂオーブンで調理する時にも炭も薪もどちらも使います。
キャンプ歴30年以上の私が、焚き火料理で炭・薪を使うシーン、火力調整方法、調理のしやすさを重視した焚き火台をお伝えしていきます。
目次
・焚き火料理で炭を使うシーン
・焚き火料理で薪を使うシーン
・普段している火力調整方法
・調理のしやすさを重視した厳選焚き火台2選
・執筆者プロフィール
|焚き火料理で炭を使うシーン
シチューなどの汁系の調理であれば下からの火だけでぐつぐつおいしくできますが、上からの火力が欲しい場合、例えばピザやパン、グラタンなどですかね。 オーブンとしての調理を行うのであればスキレットやダッヂオーブンのふたからの熱が必要です。そこで熱々になった炭をふたに乗せます。 このようなときは薪よりも炭の方が鍋に熱が伝わりやすいですね。 どちらかというと下より上の方が火力を上げるくらいにしています。 下の熱は自然に上に上がりますが、上の熱はふたから上に上がってしまうので。
|焚き火料理で薪を使うシーン
私の場合、飯盒は必ず薪をつかいますし、暗くなってから調理する時も薪を使います。 薪の炎で調理するのは、視覚的にもおいしさが倍増するからです。そしてできるだけ広葉樹を使用します。 針葉樹の方が着火は速いですが、燃え尽きるのも早く、炎に優しさ・温もりがありません。 広葉樹の炎は揺らめきが優しくゆったりした時間が流れ、非日常的な空間が味わえます。
|私が普段している火力調整方法
焚き火料理での火力の調整はガスコンロとは違い簡単に強弱するのは難しいですよね。 そこで私の場合はポットハンガーでダッヂオーブンを吊り下げ火との距離を変える事で火力を調整しています。
| 調理のしやすさを重視した厳選焚き火台2選
①ユニフレーム FGポットハンガー
おすすめの方:キャンプ歴が浅く、キャンプ料理の始めてみたい方
オプションでポットハンガーが付きます。くさり式なので高さを変えるのに両手が必要になります。お手頃な価格ですので、キャンプ料理初心者の方におすすめです。
②ORANGEFACE 焚き火キッチン
おすすめの方:キャンプ歴が豊富で、キャンプ料理にこだわりがある方
ORANGEFACEの焚き火台にセットで付いているポッドハンガーとオリジナルフックであれば、片手て調整する事ができます。キャンプを始めた時にとりあえずお手頃な焚き火台を購入したが、徐々にのめり込み、キャンプ料理にこだわりが出てきた方々にピッタリの焚き火台です。
安定した火力の炭と高温の薪の料理方法はそれぞれ違いがあり、またキャンパーの皆様それぞれにもこだわりがあると思います。いろいろな調理を試してそれぞれのスタイルを見つけるのもキャンプの楽しさですね。
執筆者プロフィール
キャンプ歴30年以上の金物/溶接工場の社長です。
本業で建築金物を製造していますが、実際に使用する方と繋がることはなかなかなく、直接つながりたいという思いが前々からありました。
30年のキャンプ経験の中で、焚き火台だったらキャンパーの皆様と共感できるモノづくりができるのではないかという想いからORANGEFACEを立ち上げました。
自社工場での製作していますので、皆さまからのキャンプ用品への熱い要望を取り入れてブラッシュアップしていきます。皆さまからのコメントをお待ちしております。